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お口のギモン

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2013年10月24日登録

ムシ歯菌はどうやって子供の口の中にはいるの?

ムシ歯菌は子供の成長過程で感染することがわかっています(生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはムシ歯菌は存在しません)。
さて、このムシ歯菌、どうやって子供の口の中に入るのでしょう?
正解です!おめでとうございます!
残念!不正解です。
ムシ歯を作る菌、それはストレプトコッカス ミュータンス(通称ミュータンス菌)という菌です。

ミュータンス菌は歯の表面にくっつき、糖分を食べると…
・ネバネバ物質を放出
・酸を放出
これにより歯の表面が溶かされてムシ歯ができていく訳です。

ではこのミュータンス菌はどこから来るのでしょう?
それは、養育者(ご両親やご祖父母など)のお口の中からやってきます。
具体的には、赤ちゃんに口移しで食べさせたり、同じスプーンを使ったりすることで、唾液を介して感染してしまいます。

最近、母子教室などでお子さんのムシ歯に関するお話もされていますので、このことを知っているお母さん方は多いかもしれませんね。「口移しダメ!!」という声も聞こえてきそうです(笑)。

ただ、少し待って下さい。落ち着いて考えてみましょう。
お子さんのムシ歯を予防することも重要ですが、もっと大切なことはスキンシップのはず。ムシ歯予防に躍起になり、お子さんとのスキンシップがないがしろにされてしまっては、本末転倒です。

では、どうやってスキンシップを保ちながら、お子さんのムシ歯予防(ミュータンス菌感染予防)ができるのでしょう?

その答えは、「養育者のお口の中をキレイして、お子さんと接すること」なのです。
具体的にお話します。

・赤ちゃんを迎える前に、養育者の皆さん(ご両親やご祖父母)のお口の中のムシ歯をきっちりと治療すること。

・養育者の皆さんが、適切な歯ブラシ(口腔ケア)を行うことで、養育者のお口の中のミュータンス菌量を少なくすること。

このような対策を取ることで、養育者の皆さんのお口の中のミュータンス菌量は減少します。これにより、お子さんにミュータンス菌を感染させるリスクは大きく低下させることができるのです。

赤ちゃんを迎える前から、私たちにできること。色々あります。
赤ちゃんのムシ歯予防のためにも、養育者になられる皆さんに歯科医院を活用して頂けると幸いです。
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