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お口のギモン

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2013年10月24日登録

歯並びに悪い影響を与えるものは?

歯並びの良し悪しは、様々な原因によって決まります。
一番わかりやすい原因は“遺伝”ですが、それで全てが決まるわけではありません。“生活習慣”や“悪い癖”が原因で、歯並びが悪くなることも多々あります。
さて、以下の選択肢の中で、歯並びに悪い影響を与えるものはどれでしょう?
正解です!おめでとうございます!
残念!不正解です。
歯科では、歯並びを悪くする原因となる癖を【悪習癖(あくしゅうへき)】といいます。選択肢の中の「口呼吸」は悪習癖の一つです。

歯は生えてきた後も、様々な影響を受け、歯並びが変化します。
矯正治療を思い浮かべてください。矯正治療は、悪い歯並びを良くするために装置を付けて歯を動かす治療です。悪習癖は、まさに矯正治療の逆で、正常な歯並びを狂わせてしますのです。

また悪習癖は歯並びだけでなく、アゴの骨の形まで変化させてしまうことがあります。
特にアゴの骨が成長している時期(思春期を過ぎるまで)は影響を受け易く、悪習癖によりアゴが出てしまったり、きっちりと口が閉じなくなってしまったりすることがあります。

このように、【悪習癖】すなわち【悪い癖】は、お子さんの歯並びやアゴの形まで変えてしまうので、早急に注意して止めさせることが重要なのです(ただし、1~2歳児の指しゃぶりなど、成長過程で必要なものもある)。
では次に、具体的な【悪習癖】の例をお伝えします。

◆舌突出癖:
舌を上下の前歯に挟む癖で、上顎前突(でっ歯)になるリスクあり

◆弄唇癖・咬唇癖:
唇をかんだり舐めたりする癖で、上顎前突になるリスクあり

◆母指吸引癖 :
親指を吸う癖で、前歯部開咬(上下の前歯が噛み合わさらない)になるリスクあり

◆咬爪癖:
爪を噛む癖で、正中離開(上の前歯の間に隙間が出来てしまう)のリスクあり

単なる癖ではありますが、お子さんの将来に大きく影響する【歯並びや見た目】に大きな影響を与えるものも少なくありません。
また、これらの悪習癖は、歯だけでなく呼吸器や免疫にも様々な影響を与えることが指摘されているので、注意が必要です。

「あれ?この子の癖、もしかしてアクシュウヘキ??」
と思うことがありましたら、小児歯科専門の歯科にご相談されると良いでしょう。
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