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お口のギモン

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2013年10月24日登録

最も虫歯になりにくい成分のキャンディーはどれ?

ムシ歯にならない甘味料として有名なキシリトール。近年キシリトール配合製品が多く販売されていますが、キシリトール以外の成分もムシ歯予防には重要なポイントです。
さて、以下に示す成分が入ったキャンディーがあるとします。これらの中で、一番ムシ歯になりにくいものはどれでしょう?
正解です!おめでとうございます!
残念!不正解です。
キシリトー配合率が高い方が良いと考え、「砂糖50%、キシリトール50%」を選択された方も多いのではないでしょうか?
実はキシリトール以外にも、ムシ歯の原因にならない甘味料が存在し、様々なトクホ製品に活用されています。
エリスリトール、ソルビトール、マンニトールなどの糖アルコールが有名です。

ですから、この問題では「砂糖の含有率」が低いものを選べば正解となります。

「キシリトールが歯に良い」
「キシリトールはムシ歯にならない」
確かにそうなのですが、キシリトール以外のエリスリトールやソルビトールなどの糖アルコール(代替甘味料の一種)もムシ歯の原因になりません。ムシ歯の原因になるのは砂糖の主成分であるスクロースなのです。

ムシ歯の原因菌はミュータンス菌。少し汚い話で恐縮ですが…
この菌は、糖分(スクロース)を食べて消化し活動しています。そしてウンチとして乳酸を排出します。
その結果、歯の表面がとかされるわけです(左の図)。

一方、キシリトールなどの糖アルコールを与えると…
ミュータンス菌は糖分と勘違いして糖アルコールを摂取しますが、消化できず、エネルギーが作れません。お腹を壊すイメージです。
そのため、菌自体が弱体化し、ウンチとして乳酸も排出できず、歯を溶かすことはないのです(右の図)。

ガムやアメ、飲料を購入される前に原材料をチェックしてみて下さい。
カロリーオフ、キシリトール配合だけで安心せずに、砂糖(スクロース)が入っていないかも要チェックですよ。
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