Oral Studio 4U

噛むニュース

A A A 文字サイズ:
2014.01.06
ガムを噛む子どもの偏頭痛
2014.01.08
夢中で遊び続けたくなる新しい歯固め
むし歯
研究開発
オーラルケア
ミュータンス菌
2014.01.07

むし歯菌を食べるキャンディー

むし歯菌を食べるキャンディー
近年、オーラルケアがしっかり行われていないと、むし歯や歯周病もちろん、心臓や血管などの循環器系の疾患からすい臓がんに至るまで様々な全身疾患のリスクを高めると言われています。

このような背景からオーラルケアを促進するため、オルガノバランス GmbH社はお口の中の細菌を食べてしまうキャンディーを開発しました。


このキャンディーには熱処理して殺したパラカゼイ菌(ラクトバチルス・パラカゼイ)が含まれています。ラクトバチルス属とはヨーグルトの製造でお馴染みの乳酸菌と同じグループです。このパラカゼイ菌は、むし歯の主な原因菌であるミュータンス菌(ストレプトコッカス・ミュータンス)と結合する性質があるため、お口の中のミュータンス菌が歯の表面に付着してプラークを形成する前に唾液と一緒に洗い流されると考えられています。


パイロットテストとして、60名の被験者を3グループに分け、熱処理したパラカゼイ菌DSMZ16671株(pro-t-action®)を含んだキャンディーを食べてもらい実験しました。1つ目のグループには1mgのパラカゼイ菌、2つ目のグループには2mgのパラカゼイ菌が含まれたキャンディーを食べてもらい、3つ目のグループは対照群として何も菌を含んでいないキャンディーを食べてもらいました。


1日半の間にキャンディーを5つ食べてもらった結果、パラカゼイ菌を含んだキャンディーを食べた人の75%が対照群と比較して著しくお口の中のミュータンス菌が減少し、さらに食後に2mgのパラカゼイ菌を含んだキャンディーを一つ食べただけで、ミュータンス菌の減少が見られました。


パラカゼイ菌はお口の中の他の細菌とは結合しないと考えられており、効果的にオーラルケアを行える手段となりうると期待されています。
Lactobacillus paracasei DSMZ16671 Reduces Mutans Streptococci: A Short-Term Pilot Study http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs12602-013-9148-9/fulltext.html
『むし歯菌を食べるキャンディー』を読むをはてなブックマークに追加
2014.01.06
ガムを噛む子どもの偏頭痛
2014.01.08
夢中で遊び続けたくなる新しい歯固め

スペシャリストを探す