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歯周病
研究開発
骨の再生
血管新生
2014.03.20

顎の骨の再生を促す新素材

顎の骨の再生を促す新素材
顎の骨にできた口腔がんを摘出したり歯周病が進行したりすると顎の骨を大きく失わなければならないことがあります。骨にはある程度、再生しようとする働きがありますが、骨と骨同士の距離が離れすぎていると再生ができません。このような場合には他の部位から骨を削りだして移植するのですが、骨を取り出す部分も手術しなければなりません。

ノルウェーのオスロ大学のチームは、このような大きな顎の骨の欠損に対して、骨の再生を促すための足場となる素材を開発しました。

骨が再生するためには、血液が溜まりそこに細胞が集合する必要があります。そして、繊維組織が作られ最終的に骨組織に置き換わっていきます。この繊維組織が密集せずにスカスカなお陰で、骨を作る細胞(骨芽細胞:こつがさいぼう)が集まったり、血管を新生するスペースができています。骨がなかった部分に血管が通ることで栄養分や酸素が補充されるので骨の再生が進行します。

オスロ大学のチームは、微細化した酸化チタンと水の混合物で形を作り熱して固めるだけのシンプルな方法でこの足場素材を開発しました。しかし、骨の再生に必要な十分な空洞構造を持ち、形に合わせて自由にカットすることができます。

さらに、欠損部分がかなり大きい場合には、この足場素材に骨や骨髓を作る幹細胞を導入することで、骨の再生をスピードアップすることができるといいます。

現在、動物実験でこの足場素材による骨の再生の成功が確認されたため、今後はヒトへの臨床研究を行うため歯周病患者と下顎を損傷した患者に対して実施したいと考えています。
Saves loose teeth and jaws damaged by cancer http://www.apollon.uio.no/english/articles/2014/dentistry.html
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