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調査
味覚
タバコ
喫煙
苦味
2014.04.04

喫煙者の味蕾はコーヒーの苦味を感じなくなることがある

喫煙者の味蕾はコーヒーの苦味を感じなくなることがある
昔からタバコとコーヒーの組み合わせを好む方がいらっしゃいますが、最近の研究によると喫煙によって味を感じる味蕾(みらい)の再生が障害され、苦味を適切に感じられなく確率が上がる可能性があるとのことです。

フランスのthe Pitié-Salpêtrière Hospital APHPのNelly Jacob氏率いる研究者達は、タバコの成分が舌に存在する茸状乳頭(じじょうにゅうとう)の構造を変化させて味覚を落とすことを踏まえ、どのような味覚が低下するのか、禁煙すると元に戻るのかについて調査しました。

味の種類には4基本味と呼ばれる酸味、甘味、塩味、苦味のほかに、うま味を足して5基本味と呼んだり、金属味やカルシウム味などを区別する場合もあるようです。ヒトの口腔内にはこれらを感じる受容体を持った味蕾があり、耳茸乳頭は味蕾を持つ構造の一つです。

調査では、非喫煙者、喫煙者、禁煙者の3グループに分け、味覚に関する実験を行いました。その結果、塩味と甘味、酸味については喫煙による影響は確認されませんでしたが、苦味については差が生じました。

通常、苦味は少ない量でも感じられるものですが、喫煙者の場合、約20%は苦味を感じられませんでした。また、かつて喫煙していた禁煙者は26.5%、一方、非喫煙者は13.4%がこの苦味を適切に感じられませんでした。

この調査チームによると、タバコの成分の蓄積が味蕾の再生を阻害している可能性があり、この影響は禁煙後も引き続くということです。
Differential Perception of Caffeine Bitter Taste Depending on Smoking Status, Nelly Jacob, et al., Chemosensory Perception, published 2014(アブストラクトのみ無料) http://link.springer.com/article/10.1007/s12078-014-9164-5#page-1
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